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2010年7月から家族になったぶんぶんとのなんてこと無い毎日です


by buriburi-wan
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誰も守ってくれない

昨日は『誰も守ってくれない』を見てきました。以前『K-20/怪人二十面相・伝』を見に行った時に予告をみて気になっていた作品です。昨日はレディースディで1000円だったので行ってきました(その前に見たK-20/怪人二十面相・伝の感想は・・・金城武ファンの私と仲村トオルファンの友人をもってしても・・・な仕上がりでした008.gif )

この『誰も守ってくれない』はおもしろかった(という表現が正しいのかわかりませんが)です。

この映画は犯罪を犯した(幼い子供を殺した)少年の家族とその家族の保護をする刑事の話し。これから見ようと思っている方もいらっしゃるでしょうし、こういうテーマは人それぞれ思う事が違うので詳しい感想は書きませんがやはり考えさせられました。

凶悪な犯罪者が逮捕されたというニュースを見るとテレビを見ながら私もつい恐ろしい事を口走る事があります。普通だったら決して言わない言葉や願わない事を言ってしまいます。そしてその加害者の家族に対しても同じような気持ちになる事もあります。でもそれってとっても恐ろしい事だとと思います・・・動物の保護の話しやちいさな命の大事さの話しをしながら一方では加害者やその家族に対してそんな優しい気持ちにはならないしなれない・・・気が付いたら加害者と同じレベルの事を言ってしまう事もあります。

でも被害者やその家族の気持ちを考えるとやはり加害者に対する怒りが込み上げる。この映画も被害者の家族の側から作ればまた全然違うものになるだろうし・・・

被害者と加害者決して交わる事は無いし理解し合える事も無い(事件の質にもよりますが)難しい問題だと思います。

そして1番恐ろしいのがコレは映画の話だけど・・・今現実にこういう事がおこっていて(特に最近は凶悪犯罪が増えている・・・そしてちょっと位の事件では私自信も驚かなくなっています)こういう家族が現実にいるという事です。私自身は(多分)暴力で人を傷つける事は無いとは思いますが、知らない内に集団心理で誰かを傷つけたり間接的に加害者になってしまっているかもしれないという事です。今はそんな事じゃ駄目だと思っていますが・・・また残酷な事件がおこって犯人が逮捕されたらまた同じように恐ろしい事を言ってしまうかもしれません。いえ多分言ってしまうと思うんです。


なんだか思う事をつらつらっと書いたのでグダグダになってしまいましたがこの映画をみて私が思った事です。

そしてインターネットや報道のあり方などにも問いかけるこの映画。製作がテレビ局っての事も微妙な所です。


そんな私のこの映画での大発見・・・今迄ノーマークだった(というより苦手だった)松田龍平に食いついてしまった016.gif
by buriburi-wan | 2009-02-05 13:13 | 日記